借金のスタートは19年前嫁ぎ先が経営していた土木関連会社の倒産でした。倒産の危機にある事は全くしりませんでした。

一瞬だけお金貸してとやってくる義母そして一瞬だけで確かに数日後には必ず返済してくるという状態だったのもあり世間知らずと当時若かったのもあって仕事さえあれば借金というものは返済できると思っていました。

ところが突然5日以内に500万払わないと家など全部失うと夫経由で聞かされました。パニックにはなりましたが幸い祖父から相続したお金と生命保険の貸付を受けたら500万円は用意できる金額だったので即座に用意しました。あとから思えば私の貯金があるからそれで払えば一時をしのげる、仕事さえあれば借金は返せると義実家も思っていたようです。

ですが既に足りないという時点でその先入ってくるものは新たな出費に消えるわけで、人から借りたものの返済に充てれる状態ではありません。当然そのあと返済は一円もなく毎月毎月足りないとの泣きつきが始まり自分達の生活に必要な分は残して全部渡すという生活が続き始めました。

当時は子供がまだ3歳と2歳と小さい事もありあまり大きな出費もないのでなんとなくで生活が成り立っていました。

自分の蓄えからだしたりしていない夫はこの人を助けた助けてるという快感がくせになったようで、自分の家族が食べるのも精一杯の状況に陥っているにもかかわらず困ってると聞きつけると相手から相談をもちかけられていないのに自分から首を突っ込み、相手が必要なんだけど買うことができないといえば代わりにクレジットカードで支払い、売り上げが足りずノルマが達成できないと聞けばお客として物品購入契約をしたり、ローンが組めず困ってると聞けば代わりにローンを組んだり、賃貸契約ができないと聞けば代わりに賃貸契約をしたり、結局クレジットカードの支払いが収入を上回りだした頃からカードローンを利用し始めました。

自分の名義でカード新規で作れない極度額に達して使えなくなったら私の名前で契約のあった分から出して支払うよう言いだしました。

もうこの時点で毎月の支払いのことで頭の中がいっぱいで離婚するだとか債務整理するとかの思考は完全に停止していて、借金してでも次のカード利用代金引き落としに間に合わせなければと必死になっていました。

またその頃銀行の融資も基準が甘かったのか夫が経営する会社の新規事業の運転資金が必要だからと銀行担当者に話を持ちかけると奥様を連帯保証人にするなら融資オッケーと即回答がきました。

これで少しでも返済に充てて支払い完了できるものがあればと淡い期待していましたが、人助けに快感を覚えてる夫はまた100万単位で困ってる人にあっさり渡してまう始末。その方からも当然返済はなく、新規事業にも予定より少額しか費やせず、売り上げに貢献する仕事もできるわけがなく、一生懸命働いてくれる従業員は離れていき支払いだけが残った状態でした。

収入は全部支払いに当てられてしまうので全部を支払うと口座残高は、どの通帳も1000円以下。A T Mでお金をだそうと思ったら残高1000円にしなければだせずなんとか小銭をかき集めやっと1000円を出すという生活を6年続けました。

しかし残高を1000円にして1000円を出すということすらできなくなりもう限界なので「自己破産しませんか」と相談するもののまだまだイケるとわけのわからない自信で夫は聞く耳もちません。

飢えをしのぐために実家に泣きつき子供達だけでも食べさせてもらう日々でした。結局税理士さんから説得してもらい自己破産手続きをとることにより、ようやく毎月の収入を上回る支払いから解放されました。

クレジットカードも全部取り上げられホッとしました。結局夫が嬉々として助けてた人たちだれからの援助もなく返済もありません。毎日毎日返済するか死ぬかしか考えられない生活でした。

ですが結局夫はこの手続き等も全く自分でしていなくて本人が出向かないと行けないところのお膳立てしてもらって行って後の処理は人に任せっきりの為 まったく反省していないようで再び人助けと言う名の借金を始めました。

今度は子供も小さくないので離婚するという手段に出るべきか迷っているところです。