35歳の自営業者で、独身です。親の家に一人で住んでいます。

私が借金地獄にはまってしまった理由は端的にいって、働くことがあまり好きではないから、です。他にもいろいろあるとは思うのですが、働いてさえいれば作らなくて済んだ借金だったと、今も思っています。

借金を始めた頃、「人からお金を借りることは、人のお金を盗むことと変わらない」という教訓めいた話を、何かの本で読みましたが、この言葉はけだし至言だと思いました。

借金という形をとるにしろ、人が働いて作ったお金で、働かない自分が生活をするわけですから、これは盗みと変わらないといえば、まさにその通りだと思います。相手が家族や友達とかなら、そのままその人たちのお金を盗む行為ですが、仮に相手が消費者金融であっても、同じことだと思います。

結論から言うと、これが私が自分の借金生活から得た知見です。

ですから、作ってしまった借金は、盗んだ金という感覚でいますので、盗みを働いた罪人として、罪を購うために金を返し続ける、返済から逃げる自己破産だけはしない、そう決めています。

一度相談した機関からは、自己破産を勧められましたが、それはしないで返済する道を選びました。今も返済を続けています。大変ですが、先にも書いたように、贖罪意識がありますので、身を削って返済しています。

長くなりましたが、借金のきっかけは直接的な遊興費とかではなく、自営業として力のない自分では生活費が稼げなかったからです。そのため街頭で配られていたある消費者金融のティッシュの付いたチラシに書かれていたフリーダイヤルに、電話を入れてしまったのが始まりでした。

それまで借金はしたことがなかったので、社会保険の番号をいっただけでほぼ瞬間的に、借り入れ可能との返事がもらえました。最初の額は20万だけでした。

自営業者にとって20万は半月分くらいの軍資金です。すぐまた金がいるようになり、あっという間に100万の限度額一杯になり、さらにカードローンなど、お決まりの雪だるま状態に陥るのに時間はかかりませんでした。

最悪時で550万まで借金が増えましたが、返済だけを続けた現在、残すところ40万まで減らすことが出来ました。この間、自営の仕事のないときはハロワに出向いて、求職者支援として給付を受けながら職業訓練を受けたともあります。

それまでの、仕事がなければ借金をすればいいや、と言う安易な発想を徹底して改め、自分の生活は自分の稼ぎでまかない、盗みはしないという方針の下、収入の少ない月は支出を削り、借金返済を続けています。

あと40万、大変ですが、頑張るつもりです。いや、頑張ります!